Appleが 6月4日午前10時(日本時間5日午前2時)より開幕した WWDC 2018(世界開発者会議)の基調講演にて、iOS12、macOS Mojave、watchOS、tvOSの発表を行いました。
今回のWWDCでは 冒頭にAppleのティム・クックCEOが「今日はソフトウェアの発表のみ」と宣言しちゃいまして 新製品の発表は行われず 次期バージョンのOS発表のみとなったわけですが 開発者向けに提供を開始したベータ版に WWDCで フォーカスされなかった新機能のなかで マスクを着用するユーザー(わたしね)にとって非常に気になる設定があったようです!
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「Face ID」で 2つの顔を登録できるように!
米メディア 9to5Macによると iOS 12での「Face ID」の設定項目で 異なる2人の顔を登録することができ それぞれで「Face ID」による顔認証を行うことができたとレポートしています。
さらに この追加の顔登録は 複数人の顔認証を想定するものではなく あくまでも最初に登録した顔の補助的な位置付けとして追加する設定になっているとのこと。
レポートには ベータ版の iOS 12では 追加で登録ができる顔の数は 1つなんだそうで 2つめの顔を削除する場合、 1つめの顔も同時に削除されてしまうと記載しています。
それぞれの顔認識で 学習していたデータが 同時にリセットされることから 複数人の顔を登録することが目的ではなく あくまで 利用者1名に対しての補助的な登録として設定ができるとのことらしいですね。
iPhone Xは マスク着用率の高いユーザーからは 満足度が低い
わたしは iPhone Xを 発売日に入手し 約半年程使用していますが 唯一の不満点は マスクを着用していると「Face ID」によるロック解除が一切できないことです。
別に iPhone X が悪いわけではなく 花粉症の自分が悪いのかもしれませんが 1年のうち半分以上をマスク着用で過ごしている自分にとって「Face ID」によるロック解除ができないことは致命的な状況下です。
9to5Macが レポートしているように「補助的な別の顔の登録」をマスク着用の顔として登録できれば マスク着用時でも顔認証ができちゃったりするのかもしれません!
これが実現されると iPhone Xでの不満点は一気に消え去るわけでして マスク着用大国である日本人や YouTuberのヒカキンさんなんかは 狂喜乱舞すること間違いなしですねw
iOS 12の新機能である「Face ID 追加の顔登録」が 決して新型 iPadへの「画面横向き認証」を可能にする為だけでないことを わたしは 心からお祈りしております。
可能性は 薄いのかな...
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